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老犬の寝たきり介護|床ずれ6部位と排泄実務・老犬ホーム費用の目安

老犬の寝たきり介護を1人で抱え込まないために。床ずれの好発6部位、体位変換の目安、陰部洗浄の手順、オムツとシートの比較、老犬ホーム月額9〜11万円の目安まで、在宅介護の実務と頼れる選択肢をまとめました。

立てなくなったうちのこを前に「何から手をつければいいんだろう」と途方に暮れる飼い主さんへ。本記事では老犬の寝たきり介護について、判定の境目から床ずれ予防・排泄・食事の手順、獣医相談タイミング、家族の負担分散までを編集部が整理しました。

関連: 老犬の認知症ケアの工夫

目次
  1. 老犬の寝たきり介護はどこから?「立てない」と「立たない」の境目
  2. 床ずれを防ぐ「6 つの部位」と部位別の予防策
  3. 排泄ケアの実務|陰部洗浄の手順とオムツ・シートの比較
  4. 食事介助で誤嚥を防ぐ|姿勢と流動食の与え方
  5. 動物病院に相談すべきサインの見極め
  6. 家族の負担分散|老犬ホーム費用とデイケア活用
  7. おわりに|完璧を目指さず、続けられる介護を
  8. 出典
  9. 関連記事

老犬の寝たきり介護はどこから?「立てない」と「立たない」の境目

床ずれの好発部位と部位別の予防策の図解 — 体位変換の一般的な目安は 2〜3 時間ごと (固定数値断定を避ける / 要突合) /

老犬の寝たきり介護を始める判断は、ある日突然訪れることもあれば、じわじわ進むこともあります。自力で起立・歩行・体勢維持が難しくなった状態が、一般的に「寝たきり」の目安です。動物病院での診断と日々の観察を組み合わせて、段階を見極めていきます。

毎日チェックしたい観点が 5 つあると犬介護情報サイトが整理しています。同じ向きで寝続けていないか、頬や肩・腰・足首に赤みや毛の薄さがないか、皮膚が濡れたままになっていないかが 3 項目です。残り 2 項目は、食べる時にむせていないか、呼吸が荒いなど不快サインがないかです。

寝たきりの一般的な目安と 3 つの段階

寝たきりの状態は、おおまかに 3 段階で語られることが多いです。「起立に補助が必要な段階」「数歩で崩れて長く立てない段階」「終日横になっている段階」の順で進行することが一般的とされています。

段階によってケアの重点は変わります。起立補助の段階ではハーネスや滑り止めマットでの歩行支援が主軸ですが、終日横臥位の段階では、床ずれ予防の体位変換と排泄ケアが日課の中心になります。皮膚が寝具に圧迫され続けるため、短時間で床ずれの症状が出ることも多いと獣医師医療監修サイトが説明しています。

「立てない」原因は意欲・筋力・神経のいずれか

「立たない」と「立てない」は、見た目が似ていても原因が違います。意欲低下・痛み・認知症で動こうとしない場合と、筋力低下・関節疾患・神経疾患で動けない場合では、ケアの方向性が変わります。

特に認知症が進んだ老犬では、夜鳴きや徘徊が止まり「寝たきりになった」と思い込むケースもあります。認知症と寝たきりが併発しているときは、認知症ケアの観点も合わせて見直してください。判断に迷ったら、症状と頻度を 1 週間メモして、かかりつけ獣医師に共有するのが確実です。

床ずれを防ぐ「6 つの部位」と部位別の予防策

寝たきり介護でまず守りたいのが、床ずれ (褥瘡) です。床ずれは体重がかかる部分の皮膚が長時間圧迫されて血行が悪くなり、組織が壊死する病態と説明されています。痩せて骨が突出するほど起こりやすく、寝たきりの老犬では短時間で症状が出ることも多いとされます。「なんとなく向きを変える」のではなく、「どの骨を守るために動かすか」を意識すると、ケアの精度が上がります。

床ずれの好発部位は 6 カ所|骨が突き出る場所を覚える

床ずれが起こりやすい場所は、骨が皮膚の近くに突き出ている部位です。複数の獣医師監修サイトが共通して挙げているのは、肩・肘・腰・かかと・足首・頬骨周辺などの突出部です。

部位 解剖学的な名称 守り方の例
肩甲骨周辺 横臥位で下になる側にタオルを重ねる
肘頭 サポーターや筒状タオルで保護
腰骨 大転子 (太ももの付け根) 体圧分散マットを腰の下に厚めに敷く
かかと・足首 後肢関節 足の間にクッションを挟み、こすれを防ぐ
頬骨周辺 頬・顎ライン 顔の下に薄手のタオルを敷く
後頭部 後頭骨 横向きで顔が床に直接当たらないよう調整

毛足が長い犬の場合は皮膚を分けて確認する必要があると、専門家監修サイトが指摘しています。赤みや湿った状態が出ていたら、床ずれの初期サインと考えてください。サポーターやタオルを巻いて骨突出部を保護することと、体圧分散マットの併用が予防の柱として推奨されています。

体位変換の頻度は「2〜3 時間ごと」が一般的な目安

体位変換 (寝返り) の頻度については「2〜3 時間ごと」を目安とする見解が、獣医師医療監修サイトと獣医師アンケートで共通しています。獣医師 100 名アンケートでは 2〜3 時間おきの寝返りに 92% の獣医師が同意したと報告されています。

ただし犬の体重や皮膚の状態、マットの素材によって最適な間隔は変わると、同じく獣医師医療監修サイトが補足しています。介護マットを併用する場合はより少ない頻度でも問題ないとする見解もあり、固定数値で縛らないのが現実的です。皮膚の状態を見ながら、かかりつけ獣医師に相談して調整するのが安心です。

体位変換のローテーションは「右の横向き → 半横臥位 (うつ伏せ寄り) → 左の横向き」のサイクルで組むのが基本です。寝返りを嫌がる場合は、体位を変えずに軽く持ち上げるサポートだけでも血流が回復し、一定の効果はあると獣医師医療監修サイトが説明しています。完璧に向きを変えられなくても、こまめに体に触れて圧を逃すこと自体に意味があります。

マット・クッション選びは「面で支える」が基本

体圧を分散させる工夫としては、獣医師から複数の素材が挙がっています。マイクロファイバーやムートンなど摩擦の少ない素材の敷物、エアマット、低反発マット、ウォーターベッドが代表例です。「点ではなく面で支える」が共通の考え方として整理されています。

ドーナツクッションは、使用に同意する獣医師が多数派です。ただし「同意しない」獣医師もいるため、使用前に現物を見せてかかりつけ獣医師に相談するとよいと案内されています。床ずれが既にできてしまった疑いがあるときは、自己流で強く拭く・乾燥させる・薬を塗る前に動物病院へ相談してください。表面では小さく見えても、内部組織で進行することがあると獣医師が指摘しています。

排泄ケアの実務|陰部洗浄の手順とオムツ・シートの比較

寝たきり介護で家族の負担が大きいのが、排泄ケアです。排泄物で皮膚が汚れたままにしておくと、尿やけや皮膚炎、床ずれの悪化につながると専門家監修サイトが指摘しています。とくにお尻まわりと陰部、痩せて皮膚がたるんだ犬ではお腹まわりまで汚れやすくなります。

陰部洗浄の手順|ぬるめのお湯で「拭く」が基本

陰部洗浄は、ぬるま湯で濡らしたタオルで部分拭きするのが基本です。専門家監修サイトでは「お湯の温度は人肌よりややぬるめ」を推奨しています。湯気を吸い込むと呼吸器にダメージを与えたり心臓に負担をかけたりするため、熱すぎる湯は避けると案内されています。

手順は次のとおりです。

  1. ぬるめのお湯でタオルをしっかり絞る
  2. 陰部からお尻に向かう一方向で拭き取る (往復させない)
  3. 汚れが強い場合は、体の下にペットシートを敷いて部分洗いし、薄めたシャンプー後にぬるめのお湯で流す
  4. タオルで水気を取り、皮膚の重なりまでしっかり乾燥させる
  5. 赤み・ただれが見られたら獣医師に相談する

拭き方は陰部からお尻方向の一方向が基本です。往復するとお尻側の細菌を陰部に運んでしまうため、片方向で 1 拭きずつ拭き取るのが安心です。湿ったまま放置すると皮膚炎や床ずれの原因になるため、乾燥まできっちり行ってください。尿のにおいが強い・出血が見られる・陰部周りに腫れがあるなど、尿路感染や皮膚トラブルが疑われるサインが出たときは、自己判断で続けず動物病院へ相談してください。

オムツ vs 介護シートの比較表|選び方の軸

排泄管理の方法は、おおむね 3 パターンに分かれます。それぞれの特徴を整理すると、選び方が見えてきます。

方式 吸収量 交換頻度の目安 皮膚への負担 向くケース
オムツのみ 多い (装着中ずっと吸収) 排泄を確認したら都度 蒸れやすい・かぶれリスクあり 立てない時間が長い・外出時
介護シートのみ 中〜多い 汚れたら都度 通気が良くかぶれにくい 体位変換できる時間がある
併用 (オムツ+介護シート) 多い (二重吸収) 排泄ごとに確認 オムツ部分に注意 夜間・留守時

オムツは外出時や長時間の留守、夜間に向きます。介護シートは通気がよく、皮膚への負担が比較的少ないため、家にいる時間が長い飼い主さんに使われやすい方式です。どちらが正解ということはなく、生活時間と体力に合わせて組み合わせるのが現実的です。

オムツを嫌がるときの工夫|短時間装着とサイズ調整

オムツを嫌がる犬は珍しくありません。無理に長時間つけ続けるとストレスや皮膚トラブルにつながるため、最初は装着時間を短く設定する方法がよく取られます。日中は介護シートで過ごし、夜間や外出時だけオムツに切り替える運用も現実的です。

サイズ選びは、ウエストにきつすぎず指 1 本入る程度のゆるみを基準にします。きつすぎると皮膚を傷め、ゆるすぎると漏れます。装着部位の毛が長い場合は短くカットすると、かぶれを減らせます。皮膚に赤み・ただれが出ているときは、いったんオムツの使用を中止して獣医師に相談してください。

食事介助で誤嚥を防ぐ|姿勢と流動食の与え方

食事介助でいちばん怖いのが誤嚥です。寝たまま与えると流動食が気管に入ったり、喉に詰まったりする危険があると個人運営の犬介護情報サイトが警告しています。獣医師アンケートでも「飲食のときは上体を起こすことが、誤嚥予防のためにも重要」と集約されています。

給餌姿勢の基本|頭を体より少し高く

食事介助の基本は、頭の位置を体より少し高くすることです。フセができる犬は、飼い主さんの膝の上でフセをさせて体を支えると専門家監修サイトが説明しています。横になったままの犬は、クッションで上半身を少し起こして頭の位置を体より高くしてあげてください。

顎を持ち上げて食事をすると気管に入りやすく危険です。あくまで「頭を体より高く」が基本で、顎を上に向けるのではなく、伏せに近い姿勢で頭が前を向くイメージです。食後は 20〜30 分ほど姿勢を維持して、嘔吐やむせる様子がないかを観察してください。

流動食とシリンジ給餌のコツ|口の横から少量ずつ

流動食は、ふやかしたフード、ミキサーにかけたフード、市販の介護食を組み合わせて作るのが一般的です。固形が難しくなった段階で半液状、さらにペースト状へと、本人の飲み込みやすさに合わせて段階的に柔らかくしていきます。

シリンジ (注射器型の給餌器) を使うときは、正面からではなく口の横、犬歯の後ろあたりから入れるのが基本です。少量ずつ口に入れ、飲み込んだことを確認してから次のひと口を入れてください。一度に大量を入れると誤嚥につながります。

獣医師アンケートでも「チューブやシリンジをうまく使って焦らずに食べさせる」と集約されています。リキッド系フードや一定の塊感のあるフードで誤嚥が減るケースもあるとされています。難しくなった場合はチューブが必要かどうかも含めて獣医師と相談する方向が推奨されています。具体的な角度や量は犬の体格や状態で変わるため、かかりつけ獣医師に確認するのが安心です。

水分補給と「食べない時」の判断

水分補給は、シリンジで歯ぐきの内側に少量ずつ垂らす方法や、湿らせたガーゼで口の周りを軽く拭く方法が紹介されています。一度に多く入れると誤嚥するため、少量を頻回に分けるのが基本です。

食事介助の前提として、獣医師アンケートでは「強制給餌でないならゆっくり少量ずつ」が判断軸として挙げられています。「食べられるなら自分で食べられるように仕向ける」「難しくなった場合に獣医師と相談する」も同じセクションで集約されています。嫌がるときに無理に与えると、本人のストレスにも誤嚥リスクにもつながります。食欲が落ち続けている場合は、終末期ケアの観点も合わせて主治医に相談してみてください。

動物病院に相談すべきサインの見極め

→ 関連: 老犬の看取り準備の進め方

寝たきり介護では、自宅でケアを続ける場面と、すぐ動物病院へつなぐ場面の判断が必要になります。判断の軸を持っておくと、夜中に慌てる場面でも落ち着いて動けます。

床ずれが悪化したサイン|浸出液・黒ずみ・自己判断で薬を塗らない

床ずれは、表面では小さく見えても内部組織で進行することがあると獣医師が指摘しています。「自己流で強く拭く・乾燥させる・薬を塗る」前に動物病院へ相談してください。床ずれの治療は床ずれ部位を乾燥させないことが重要で、出てくる分泌液はそのままにしておき、パットでやさしくおおうのが基本と説明されています。自宅ケアと並行して、獣医師判断による創傷管理 (湿潤環境の維持・パッド保護・必要時は壊死組織除去や感染検査) が必要になることがあります。

受診目安として控えておきたいのは次の状態です。

  • 浸出液 (じゅくじゅくした液) が出ている
  • 周囲の皮膚が黒ずんでいる
  • 床ずれ部位の範囲が広がっている
  • 強いにおい・出血を伴う

これらは自己判断で消毒や軟膏塗布をするのではなく、獣医師の指示に従って創傷管理を進める段階です。

全身症状で即受診すべきサイン

床ずれ以外でも、全身の状態が急に変わったときは早めに動物病院へつないでください。とくに次のような状態は、夜間でも往診や夜間救急の検討対象になります。

  • 嘔吐が止まらない・繰り返す
  • 呼吸が極端に荒い・口を開けて苦しそう
  • 意識がもうろうとしている・呼びかけに反応が鈍い
  • 食欲不振が 24 時間以上続いている
  • 痙攣を繰り返している

動物病院の選び方は「訪問診療」「通院」「電話相談」の使い分けで考えます。移動が本人の負担になる段階では、訪問診療や電話相談のほうが本人にも家族にもやさしい選択になることがあります。かかりつけがない場合は、お住まいの都道府県の獣医師会が公開している夜間救急動物病院一覧で連絡先を控えておくと安心です。

家族の負担分散|老犬ホーム費用とデイケア活用

寝たきり介護を続けるうえで、家族の負担分散は欠かせません。獣医師アンケートでも「1 人で抱え込まず、動物病院や周囲に相談することがポイント」と集約されています。無理を続けてしまう前に、選択肢を知っておくことが大切です。

老犬ホーム・デイケア・短期預かりの費用と違い

老犬の介護を委ねられる選択肢は、デイケアから終身預かりまで段階があります。老犬ケア (リブモ株式会社運営) の 2025 年 11 月調査では、老犬ホームの月額利用料金が報告されています。全国平均は小型犬 (5kg) で約 9 万円、中型犬 (15kg) で約 10.7 万円が目安です。終身 (生涯) ベースでは小型犬約 229 万円、中型犬約 243 万円との集計が示されています。

エリア別では関東甲信が全国平均を上回り、関西との差が明確です。小型犬 1 か月の平均は関東甲信で約 12.1 万円、関西で約 6.5 万円と報告されています。同調査は掲載施設対象、10 歳・介護なし〜軽度料金、入居初期料金は別途の前提です。施設・地域・介護度により大きく変動するため、あくまで目安として参照してください。

選択肢 拘束時間 環境変化 費用の方向性 向くケース
在宅介護のみ 24 時間 なし 介護用品代のみ 家族で交代できる体制がある
デイケア (日中預かり) 半日〜1 日 日額制 (施設により) 平日の睡眠確保が必要
短期預かり (ショートステイ) 数日 日額・期間制 家族の旅行・冠婚葬祭
老犬ホーム入居 長期〜終身 月額 9〜11 万円が全国平均 在宅継続が困難

利用形態は「日中だけ預かり」「数日のショートステイ」「長期預かり」「終身預かり」の段階で整理されています。短時間・短期間からの利用相談が可能な施設もあると案内されています。動物病院併設のデイケアでは、食事・排泄ケアや投薬に対応する施設もあります。医療行為が必要な犬の場合は、提携動物病院や緊急時対応をあらかじめ確認してください。

家族の睡眠を守る|「週 1〜2 日預ける」選択

在宅介護が続くと、家族の睡眠時間が削られていきます。夜中の体位変換や排泄ケアで眠れない日が続くと、家族の体調や仕事にも影響が出てきます。

そんなときに検討したいのが、週 1〜2 日のデイケアや短期預かりです。日中だけでも預けられれば、その間に家族はまとめて休めます。動物病院併設のデイケアなら、体位変換・排泄ケア・投薬を任せられる施設もあります。「全部自分でやらないといけない」と思い込まず、頼れる先を増やしておくのが、介護を続けるための工夫です。

抱え込まないでいい|「限界を感じてよい」を覚えておく

寝たきり介護は、続ければ続けるほど家族の心も体も削られていきます。「もっと頑張らなきゃ」「自分が見ないと申し訳ない」と感じる飼い主さんが多いのは、わたしたち編集部も取材で何度も聞いてきました。

獣医師 100 名アンケートでも、「寝たきりの犬を介護することは、どうしても無理をしがち」と総括されています。「上手に乗り越えるには、1 人で抱え込まず、動物病院や周囲に相談することがポイント」とも整理されています。限界を感じることは、飼い主さん側の問題ではありません。介護そのものが、本来 1 人で抱えるには重すぎる営みなのです。

家族で交代する、デイケアを使う、動物病院に相談する、ペットロスや看取りの心構えを早めに整える。どれも、うちのこのための行動です。完璧でなくて大丈夫です。

→ 関連: ペットロスとの向き合い方

関連記事: ペット火葬の選び方と当日の流れ

関連記事: 火葬までのご遺体の保冷と安置

おわりに|完璧を目指さず、続けられる介護を

老犬の寝たきり介護は、正解のない毎日が続きます。体位変換も食事介助も陰部洗浄も、完璧にできない日があって当然です。続けられる形に整え直すことが、結果としてうちのこの体を守ります。家族で交代する、デイケアや動物病院に頼る、休息の時間を意識して取る。どれもうちのこのための行動です。

本記事は編集部が在宅介護情報を整理したもので、獣医師監修ではありません。床ずれの治療、誤嚥や尿路感染の疑い、急変時の判断は、かかりつけ獣医師にご相談ください。判断に迷うときは、夜間救急動物病院や往診獣医師という選択肢もあります。

認知症が併発しているなら、認知症ケアの工夫も合わせて見直してみてください。最期が近づいているサインを感じたときは、看取りの時間の整え方を早めに考えておくと、家族の心の支えになります。お別れの後の火葬や、ペットロスとの向き合い方も、いつかその時のために知っておけると、いざという日の準備になります。

うちのこと過ごす残りの時間が、できるだけ穏やかであるように。完璧でなくていいので、続けてください。


出典

: 老犬ケア「床ずれ (褥瘡) のケア」獣医師医療監修。https://www.rouken-care.jp/knowhow/decubitus/ (取得 2026-06-03)

: 老犬ケア (同上)。体位変換は 2 時間程度を目安に、状態により調整。

: Vet’s Eye 獣医師 100 名アンケート。2〜3 時間おきの寝返りに 92% が同意。https://vetseye.info/opinions/op019/ (取得 2026-06-03)

: ユニ・チャーム ペット (西川文二氏監修)。肩・肘・腰・かかとが好発部位。https://jp.unicharmpet.com/ja/web-magazine/dog-000014.html (取得 2026-06-03)

: ペピイ (愛玩動物看護師 安部里梅氏監修)。頬骨・肩甲骨・肘・腰骨周辺の保護。https://www.peppynet.com/feature/id/378 (取得 2026-06-03)

: myheartpuppy。シリンジは口の横から少量ずつ、頭を体より高く。https://myheartpuppy.jp/senior-dog-liquid-food/ (取得 2026-06-03)

: GREEN DOG & CAT (専門家監修)。頭の位置を高く、食後 20〜30 分は姿勢維持。https://www.green-dog.com/feature/dog/life/12184.html (取得 2026-06-03)

: Vet’s Eye 獣医師アンケート (食事介助セクション)。上体を起こす、焦らず使う。https://vetseye.info/opinions/op019/ (取得 2026-06-03)

: 老犬ケア「老犬ホーム・老猫ホーム利用料金相場 (2025 年 11 月調査)」。https://www.rouken-care.jp/research/charge202511/ (取得 2026-06-03)

: myheartpuppy。老犬ホームの利用形態と動物病院併設デイケアの特徴。https://myheartpuppy.jp/senior-dog-home/ (取得 2026-06-03)

: ユニ・チャーム ペット (西川文二氏監修)。お湯は人肌よりややぬるめ。https://jp.unicharmpet.com/ja/web-magazine/dog-000022.html (取得 2026-06-03)

: ユニ・チャーム ペット (西川文二氏監修)。お尻・陰部・お腹まわりが汚れやすい。

: キュティア老犬クリニック。床ずれは内部進行しうる、湿潤管理を獣医師判断で。https://cutia.jp/rouken-tokozure.html (取得 2026-06-03)

: myheartpuppy。寝たきり老犬を見るときの 5 観点。https://myheartpuppy.jp/senior-dog-bedridden-care/ (取得 2026-06-03)

: Vet’s Eye 獣医師アンケート。少量ずつ、難しくなったら獣医師相談。

: Vet’s Eye 獣医師アンケート。1 人で抱え込まず動物病院や周囲に相談。

: Vet’s Eye 獣医師アンケート (床ずれ予防)。点でなく面で支える、現物確認。

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排泄ケアと食事介助の図解 — 陰部洗浄の手順とシリンジ給餌の在宅介護シーン / 老犬 寝たきり 介護

最終更新:2026.06.06

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