ペットの健康・緊急

犬の熱中症 応急処置|0-15分でやることと夜間救急の探し方 (犬猫共通)

夏にうちのこの様子がおかしいと感じた飼い主向け。本記事では犬の熱中症の応急処置として、最初の15分でやる4ステップ、重症度の早見表、夜間救急動物病院を探す4経路、氷水がNGな理由までを業界5年の編集部が整理しました。

夏のうちのこの様子が違う、ハァハァが止まらない、ぐったりしている — そんな時に開いた飼い主さんへ。本記事は、犬・猫の熱中症の応急処置として、最初の 15 分で手を動かす順番と、夜間・休日に救急動物病院を探す経路を、業界 5 年の編集部が整理しました。

最初に押さえてほしい大原則は 1 つだけ。自宅処置だけで様子見にしないでください。 中等度以上のサイン (粘膜の色変化・嘔吐・ふらつき・意識混濁など) が 1 つでもあれば、動物病院に電話で連絡しながら、搬送と並行して冷却を始めるのが原則です。すぐ手を動かしたい方は次の h2 から進んでください。

目次
  1. 熱中症のサインを重症度別に見分ける
  2. 犬の熱中症の応急処置 0-15分の4ステップ (涼しい場所→体温→冷却→病院)
  3. 氷水・急冷がNGな理由と正しい冷却法
  4. 受診目安の早見表: 重症度×症状×応急処置×病院判断
  5. 夜間・休日に救急動物病院を探す4つの経路
  6. 短頭種・老犬老猫・猫のハイリスク層と注意点
  7. 車内・散歩・留守番の3シーン別予防
  8. 助かった後に注意したい後遺症: 腎不全・DICとお別れの選択肢
  9. まとめ: いまできることと次に読むべき記事
  10. 出典

熱中症のサインを重症度別に見分ける

0-15分でやる応急処置: 涼しい場所→体温→冷却→病院の図解 — 体温計が無い場合の判断 (耳の付け根・腹部の熱感 / パンティングの激しさ) / 犬 熱中症 応急処置

熱中症は、高温多湿な環境で体温が上がり、脱水と高体温で全身に症状が出る病気です。圧倒的に犬で多く、猫にも起こり得ます。重症化すると致死率が高いため、軽度のうちにサインに気づくことが命を守る分岐点になります。

通常の暑がり (パンティングだけで他症状なし) と熱中症 (パンティング + 他症状) の見分けが最初のチェックポイント。以下の重症度サインのうち、中等度以上に当てはまる項目があれば、次の h2 (0-15分の応急処置) にそのまま進んでください。

軽度: 大量パンティング・よだれ・落ち着きなさ

軽度の段階で現れるサインは次の通りです。いつもより激しいパンティング (ハァハァと激しい呼吸)、よだれの過多、心拍数の上昇、口の中や舌の充血、動きたがらない、などです。落ち着きなく動き回る、いつもの場所でぐったりする — そんな違和感の段階で気づければ理想的です。

この段階なら、涼しい場所に移して水分を取らせ、30 分ほど様子を見て改善すれば一旦落ち着きますが、改善しない・悪化する場合はすぐ動物病院へ連絡してください。

中等度: 舌・歯茎の色変化と嘔吐・下痢・ふらつき

中等度に進むと、舌や歯茎が赤く充血、ときに紫色 (チアノーゼ) を帯びる、嘔吐・下痢、ふらつき、頻脈といった症状が出ます。粘膜の色変化は循環不全のサインで、見た目で分かる重要な指標です。

この段階に入ったら自宅処置だけで様子見にはせず、冷却を始めながら動物病院に連絡してください。中等度から重度への進行は急速で、判断を遅らせる余裕はありません。

重度: 痙攣・意識混濁・起立不能

重度では、虚脱 (ぐったりして意識がない)、けいれん発作、意識消失、血便、起立不能、ARDS (急性呼吸促迫症候群) などが起こり得ます。一刻を争う状態です。

体を冷やしながら救急対応している動物病院へ直行してください。点滴や気管挿管などの集中的な治療が必要な状態です。

犬の熱中症の応急処置 0-15分の4ステップ (涼しい場所→体温→冷却→病院)

最初に押さえてほしい原則があります。自宅処置だけで様子見にしない / 動物病院へ連絡しながら、搬送と並行で冷却する。応急処置の成否は、その後の回復期間に大きく影響します。

以下の 4 ステップを順に手を動かしてください。体温計が無くても進められる代替策も併記しています。

ステップ1: 涼しい場所に移して動物病院に電話する

直射日光やアスファルトの照り返しから外し、エアコンの効いた室内か日陰の風通しのよい場所にうちのこを移します。同時に、かかりつけ動物病院に電話して症状と現在地を伝えてください。

夜間・休日でかかりつけが対応していない場合は、後述の夜間救急の経路で当番病院を探します。電話している間も、誰か手があれば次の冷却を並行して始めてください。

ステップ2: 体温を測る (耳・腹で代替してもよい)

可能なら直腸 (肛門) で体温を測ります。深部体温が大事なので、直腸温での測定が基本です。犬の平熱の目安は、小型犬で 38.6〜39.2℃、大型犬で 37.5〜38.6℃ ほど。40.5℃ を超える場合は高体温状態 と判断され、熱中症が強く疑われます。

体温計が無い場合は、耳の付け根や腹部の熱感、パンティングの激しさ、舌の色の変化で代替判断してください。「いつもと比べて明らかに熱い」「呼吸の激しさが普段と違う」が目安になります。

ステップ3: 常温〜ぬるい水で四肢・腹・脇を冷やす

全身に 常温の水道水 (おおむね 15〜25℃ 程度) をかけて冷却します。かける場所は、頚部 (喉から首) から体幹 (胸・内腿を含めたお腹全域)、四肢・脇です。水を含んだタオルで包んでから風を送ると、気化熱で効率的に深部体温を下げられます。

氷水・冷水での急冷や、保冷剤の直貼り、アルコールで拭く処置は使わないでください。なぜ NG なのかは次の h2-3 で機序を整理しています。冷却を続けすぎると低体温に陥る可能性もあるため、動物病院での処置目安としては直腸温 39.5℃ 程度で冷却を一旦止めるとされています。自宅では「直腸温が分からなければ意識がはっきりするまで継続、わかれば 39.5℃ 付近で緩める」と覚えてください。

ステップ4: 動物病院へ搬送する (冷却を続けながら)

応急処置の手応えが出ても、自宅処置だけで様子見にしないでください。状態によっては点滴・気管挿管・酸素投与など早急な治療が必要なケースがあります。

搬送中も、濡れタオルを体にかけてエアコンの風を当てるなど、冷却を続けながら移動します。意識があれば水を飲ませてもかまいません。飲まない場合に無理に飲ませる必要はありません。

氷水・急冷がNGな理由と正しい冷却法

氷水・冷水での全身浸漬や、氷・保冷剤の直貼りは、急いで体温を下げたい場面でこそ手が伸びがちですが、急冷は逆効果 です。理由を理解しておくと、現場で正しい選択ができます。

機序はこうです。冷水や氷で急激に冷やすと、体表の末梢血管が反射的に収縮してしまいます。すると温度の高い血液が深部 (脳・肝・腎・腸など) に滞留したまま循環します。結果、深部体温が下がらず、各臓器への高体温ダメージがむしろ促進されてしまいます。さらに、急冷で体が震える (シバリングが起こる) と、震えそのものが熱を生み出して逆に産熱方向に働くとも、獣医療の一般的な解説で語られています。

NG な処置を整理すると、(1) 浴槽の冷水に全身を浸ける、(2) 全身に氷を直接かける、(3) 保冷剤を体にじかに当てる、(4) アルコールで拭く、の 4 つです。代わりに使ってほしいのは、常温〜ぬるい水 (15〜25℃ ほど) を四肢・腹・脇・頚部にかけ流す方法。濡らしたタオルで包んでから、扇風機やうちわで風を送ってください。気化熱を使った体幹冷却法は、家庭でも続けやすく深部体温を着実に下げます。

正しい冷却手順は h2-2 (ステップ3) を参照してください。氷水を使いたくなった瞬間こそ、いったん深呼吸して常温水と送風に切り替えるのが正解です。

受診目安の早見表: 重症度×症状×応急処置×病院判断

現場で迷いやすい「これは様子見? それとも救急?」の判断を、重症度別に 1 枚の表にまとめました。あくまで目安です。迷ったらまずかかりつけ動物病院に電話で相談してください。

重症度 主な症状 自宅応急処置 受診目安
軽度 39.5℃ 未満 / パンティングのみ 涼しい場所で休む + 水分補給 + 体表冷却 30 分で改善しなければ動物病院へ
中等度 39.5〜40.5℃ / 嘔吐 / ふらつき / 歯茎色変化 冷却を始めながら電話、搬送と並行で冷却継続 即受診 (連絡しながら向かう)
重度 40.5℃ 以上 / 意識混濁 / 痙攣 / 血便 / 起立不能 体を冷やしながら搬送のみ 救急直行 (冷却と並行)

体温の数値は獣医療の一般的な目安です。直腸温が測れない場合は、症状の組み合わせ (意識・嘔吐・粘膜色・ふらつき) で判断してください。中等度以上では、自宅処置だけで様子見にせず、まず電話を入れることが命を守る分岐点になります。

夜間・休日でかかりつけが対応していない場合の探し方は、次の h2 で 4 経路に整理しています。

夜間・休日に救急動物病院を探す4つの経路

「夜間に何かあったらどこへ?」は、平時に決めておくべき備えです。人間の救急相談 (#7119) や 119 はペットには使えないのが一般的で、動物は対象外となります。緊急時に検索から始めると間に合わないことがあるため、以下の 4 経路を平時に控えておくことを強くおすすめします。

かかりつけ動物病院の夜間対応を平時に確認する

最初の経路は、かかりつけ動物病院の夜間対応有無の確認です。診察券に時間外連絡先が書かれているか、留守番電話で別院や紹介先が案内されるかを平時にチェックしておきましょう。

カルテ番号や、うちのこの体重・既往症・かかりつけ薬をメモにまとめて、玄関やスマホのメモアプリに保存しておくと、いざという時にスムーズです。夜間電話を入れる際は「いつから・体温 (測れた場合)・主な症状・現在やっている冷却処置」を最初に伝えてください。

都道府県獣医師会・救急検索アプリで当番病院を探す

二つ目は都道府県獣医師会の夜間救急当番制度です。地域差はありますが、夜間救急動物病院を持つ都市圏や、当番制で夜間を回している地域があります。「○○県 獣医師会 夜間救急」で検索すると当番表や連絡先が出てきますが、これも平時に一度確認してブックマークしておくのが安全です。

三つ目はペット保険会社の電話相談です。アニコム損保の「どうぶつホットライン」のような獣医師相談窓口を持つ保険会社があります。加入者なら、24 時間体制で症状の判断や近隣病院の案内を受けられるケースがあります (会社・プランで条件は異なります)。

四つ目は救急動物病院検索アプリ・サイトです。「夜間救急 動物病院 + 地域名」で検索すると、24 時間対応の救急動物病院がヒットします。平時に自宅周辺と、よく行く場所 (実家・旅行先) の救急対応病院を 2〜3 件ピックアップしておくと、現場で慌てません。

夜間救急の費用は、初診料に時間外加算が乗るため、おおむね 1 万円台後半〜数万円のレンジになることが多い印象です (病院や処置内容で変動)。費用面の不安で受診をためらうより、まず電話で相談してください。受診すべきかどうかの判断には h2-4 の早見表が役立ちます。

短頭種・老犬老猫・猫のハイリスク層と注意点

同じ気温でも、熱中症の発症リスクが高い子たちがいます。該当する家庭は、h2-7 (シーン別予防) の目安を一段厳しく運用してください。

短頭種が熱に弱い解剖学的な理由

犬は身体のごく一部でしか汗をかけず、パンティングで水分を蒸散させて体温を下げる仕組みです。気温や湿度が高い・気道に問題がある場合は、うまく蒸散できず体温が下がりません。

短頭種にあたる犬種は、パグ、フレンチブルドッグ、ボストンテリア、ペキニーズ、シーズーなど。猫ではペルシャ・エキゾチックショートヘアです。短い気道のため熱放散効率が低く、熱中症リスクが高いとされます。同じ気温でも、室温の上限を一段下げる・散歩の時間帯を厳しく選ぶ配慮が必要です。

老犬・老猫: 7歳以降は環境設定を一段厳しく

シニア期 (おおむね 7 歳以上が目安) のうちのこは、体温調節能力が落ちます。心疾患・腎機能低下などの基礎疾患があると、熱中症発症時に重症化しやすいとされます。

シニアのご家庭では、室温 25〜26℃ を上限にエアコンを切らない運用が基本になります。水場を複数置く、ふらつきがあれば散歩は早朝の短時間に切り替える、留守番中もペットカメラで様子を確認する、といった環境設計を平時から組んでおくと安心です。

→ 関連: 老犬の終末期ケアと看取りの準備

猫の熱中症: 開口呼吸は「出てしまった重症サイン」

猫は犬よりも熱中症のサインが分かりにくい傾向があります。圧倒的に犬で多く、猫にも稀に見られる、というのが獣医療の一般的な見解です。

猫の場合、不調を感じると人目につかない場所に隠れて動かなくなり、サインに気づくのが遅れがちです。「ハァハァと口を開けて呼吸している (開口呼吸)」が出た時点で重症の兆候 と考えてください。開口呼吸が見られたら、即冷却 + 動物病院へ連絡という対応です。

留守番中の異変は、ペットカメラや帰宅後の様子で気づくしかありません。エアコンを切らない・水場を複数置く・直射日光の窓辺をカーテンで遮る、といった環境準備が最大の予防になります。

→ 関連: 老猫の終末期ケアと看取りの準備

車内・散歩・留守番の3シーン別予防

熱中症が起きやすい 3 つのシーンを、予防の具体策とセットで整理します。h2-6 のハイリスク層に該当するご家庭は、ここで紹介する目安より一段厳しく運用してください。

車内: 短時間でも置き去り厳禁 (外気温25℃でも危険)

車内放置は、夏の熱中症で最も避けるべき行動です。外気温 25℃ を超える環境では、閉め切った車内に置くことは避けてください。短時間 (「ちょっと寄るだけ」) でも、車内温度は急上昇する可能性があります。

「窓を少し開けておけば」「日陰に止めれば」「エアコンつけっぱなしなら」も、機器トラブルや日陰の移動を考えると安全と言い切れません。家族の誰かが車内に残るか、ペット同伴可の店を選ぶ運用に切り替えてください。

散歩: 時間帯とアスファルト温度・WBGTで判断する

夏の散歩は、時間帯とアスファルト温度の確認が前提です。地面に近いところを歩くうちのこは、人間が感じる気温以上に高温の環境にさらされています。

朝夕の涼しい時間帯 (日の出前後や日没後) でも、出る前にアスファルトを 手の甲で 5 秒触ってチェック してください。熱くて 5 秒持てない時は肉球が火傷します。WBGT (暑さ指数) も判断材料になります。環境省「熱中症予防情報サイト (wbgt.env.go.jp)」では、注意 25〜28、警戒 28〜31、厳重警戒 31 以上の区分が示されています。ただしこれは人間向けの目安。うちのこ、とくに短頭種・シニアは、人間より一段厳しいラインで判断してください。

外出時は、こまめな給水と、体表に水道水をかけ流して風を当てる気化熱冷却を取り入れると安心です。

→ 関連: 花火・雷でうちのこがパニック脱走したら

留守番: エアコン+水場複数+遮光が基本セット

留守番中の熱中症は、対策の有無で結果が大きく変わります。室温は 26℃ 以下を目安にエアコンを切らずに維持。風通しを良くしておくこと、うちのこが自由に居場所を選べるようにしておくことが基本です。

具体策として組み合わせたいのは、次の備えです。エアコン + サーキュレーターで空気を循環、水場を 2〜3 か所に分散、遮光カーテンで直射日光をカット、ペットカメラで様子を確認。停電を想定して、凍らせたペットボトルをタオルで包んだ涼感グッズも置いておくと安心です。

猫の留守番でエアコンが使えない事情がある家庭は、現実解で乗り切る形になります。凍らせたペットボトルをタオルで巻いて置く、部屋間の自由移動を確保する、風通しのよい場所を残す、などです。ただし真夏日・猛暑日では完全な代替になりません。可能な限りエアコン運用を選んでください。

助かった後に注意したい後遺症: 腎不全・DICとお別れの選択肢

応急処置で見た目が落ち着いても、熱中症は 後から出る後遺症 がある病気です。「元気そうだから大丈夫」と判断せず、動物病院で経過観察を受けてください。

急性腎障害から慢性腎不全に移行するリスク

重度の熱中症の後には、急性腎障害 (AKI) が起こることがあり、慢性腎不全に移行するリスクが指摘されています。体温調節失敗による全身の循環不全が、腎臓に大きな負荷をかけるためです。

退院後はおおむね 1〜2 週間で血液検査を再評価するのが一般的とされます。検査値が落ち着くまでは、水分摂取量・尿量・食欲を毎日メモして、変化があれば動物病院に相談してください。シニア犬・シニア猫は、長期的な腎機能のフォローが必要になることがあります。

重度熱中症で起こるDICと出血傾向

重度の熱中症では、DIC (播種性血管内凝固症候群) を併発することがあり、その場合は高い確率で生命にかかわるとされています。全身の血液凝固系が一斉に活性化してしまい、結果として血便・粘膜からの出血・あざのような皮下出血といった出血傾向が現れます。

応急処置の段階で血便が見られた、退院後に出血傾向のサインが出た、という場合は動物病院に連絡してください。回復には適切な冷却と水分補給に加え、静脈点滴で体液バランスを整える・体温をモニタリングしながら冷却を続けるなどの継続管理が必要です。

万一助からなかった場合は、夏場は遺体の傷みが進みやすいため、涼しい場所で安置して火葬の手配を進めてください。最初の動き方は「亡くなった直後 24 時間の遺体安置」を参照。火葬の手配は「ペット火葬の基本ガイド」、シニア期の終末期ケアは「老犬の終末期ケア」を併読ください。

→ 関連: 亡くなった直後24時間の遺体安置 (夏場の保冷)

関連記事: ペット火葬の基本ガイド (5方式と費用相場)

関連記事: ペットロスの心理段階と回復のコツ

まとめ: いまできることと次に読むべき記事

車内・散歩・留守番の3シーン別予防の図解 — 散歩を避けるべき気温・暑さ指数 (WBGT) の目安 — 要突合 / 犬 熱中症 応急処置

本記事のフローを振り返ります。

  • 様子がおかしいと感じたら、重症度サイン (パンティング / 粘膜色 / 嘔吐 / 意識) を確認
  • 中等度以上は、動物病院に電話しながら冷却を開始
  • 冷却は常温〜ぬるい水 (15〜25℃) で四肢・腹・脇・頚部に。氷水・保冷剤直貼り・アルコールは NG
  • 夜間・休日は 4 経路 (かかりつけ / 獣医師会 / 保険電話相談 / 救急検索) で当番病院を探す
  • 見た目が回復しても AKI / DIC のリスクがあるため、退院後 1〜2 週間は血液検査と日々の観察を継続

夏の散歩中に雷や花火でうちのこがパニックを起こして脱走するケースもあります。併読として「花火・雷で犬がパニック脱走したら」を。万一に備えた「ペット火葬の基本ガイド」「亡くなった直後 24 時間の遺体安置」も平時に目を通しておいてください。

本記事は獣医師監修記事ではありません。業界 5 年の編集部が、公的・公的寄りソースを整理した編集記事です。参照したのは、日本気象協会推進「熱中症ゼロへ」、アニコム損保獣医師監修コラム、動物用医薬品メーカーの獣医療コンテンツ、環境省熱中症予防情報サイトなど。最終的な診断と治療は、かかりつけ動物病院の獣医師にご相談ください。


出典

  • : 日本気象協会推進「熱中症ゼロへ」ペットの熱中症定義 — https://www.netsuzero.jp/learning/le09
  • : 日本気象協会推進「熱中症ゼロへ」初期症状と重篤化時の症状 — https://www.netsuzero.jp/learning/le09
  • : アニコム損保 獣医師監修コラム 犬の体温の目安 — https://www.anicom-sompo.co.jp/inu/1546.html
  • : 日本気象協会推進「熱中症ゼロへ」直腸温 40℃ 超で熱中症疑い — https://www.netsuzero.jp/learning/le09
  • : 日本気象協会推進「熱中症ゼロへ」常温水道水での体幹冷却と動物病院受診 — https://www.netsuzero.jp/learning/le09
  • : 日本気象協会推進「熱中症ゼロへ」室温 26℃ 維持 / 車内放置回避 — https://www.netsuzero.jp/learning/le09
  • : アニコム損保 獣医師監修コラム 犬の体温調節とパンティング — https://www.anicom-sompo.co.jp/inu/1546.html
  • : 日本気象協会推進「熱中症ゼロへ」急冷が末梢血管収縮を起こす機序 — https://www.netsuzero.jp/learning/le09
  • : アニコム損保 獣医師監修コラム 氷水での体表冷却 NG と水分補給 — https://www.anicom-sompo.co.jp/inu/1546.html
  • : アニコム損保 獣医師監修コラム 動物病院での処置目安 (39.5℃) — https://www.anicom-sompo.co.jp/inu/1546.html
  • : アニコム損保 獣医師監修コラム 応急処置をしながら動物病院へ搬送 — https://www.anicom-sompo.co.jp/inu/1546.html
  • : バーバック ペット Q&A 犬の熱中症の主なサイン 6 項目 — https://virbac-services.jp/pet-qa/dog-heatstroke
  • : バーバック ペット Q&A 室温 25℃ 前後と水分補給環境 — https://virbac-services.jp/pet-qa/dog-heatstroke
  • : バーバック ペット Q&A 急冷が末梢血管収縮を起こす機序 — https://virbac-services.jp/pet-qa/dog-heatstroke
  • : 日本気象協会推進「熱中症ゼロへ」重度熱中症での DIC 併発 — https://www.netsuzero.jp/learning/le09
  • : かしわだい動物病院ブログ 熱中症の応急処置と回復期の継続管理 — https://tsuchiya-juui.com/column/22797
  • : アニコム損保 獣医師監修コラム 短頭種の解剖学的リスク — https://www.anicom-sompo.co.jp/inu/1546.html
  • : 日本気象協会推進「熱中症ゼロへ」体幹冷却法とアスファルト確認 — https://www.netsuzero.jp/learning/le09
  • : シニア犬向けメディア (we-dog) シニア犬の熱中症リスク — https://www.we-dog.jp/post-1410/
  • : 日本気象協会推進「熱中症ゼロへ」猫の熱中症は稀だが起こり得る — https://www.netsuzero.jp/learning/le09

最終更新:2026.06.06

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