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「ペットの火葬って、大体どれくらい時間がかかるんだろう…?」

突然のお別れでパニックになりながらも、仕事や家庭のスケジュール調整のために「時間」が気になるのは当然のことです。この記事では、ペット火葬業界で広告運用に携わっていた筆者が、ペット火葬の全体の所要時間体重(サイズ)別の火葬時間の目安、そして「待ち時間に何をするのか」まで、当日のリアルな流れを詳しく解説します。

【結論】全体の所要時間は「1時間半〜3時間」

ペット火葬業者に依頼した場合、業者さんが到着(または斎場に到着)してから、お経や最後のお別れ、火葬、そしてお骨上げが終わるまでの全体のおおよその時間は「1時間半〜3時間」です。

当日の時間配分の目安

ステップ かかる時間 内容
① お別れの儀式 約15分〜30分 お花を添える、お経、焼香、声をかける
② 火葬 約40分〜120分 ペットの大きさによる(後述)
③ 冷却 約15分〜30分 お骨に触れる温度まで冷ます
④ お骨上げ(拾骨) 約15分〜30分 ご家族の手でお箸を使って骨壷にお納め
合計 約1時間半〜3時間

仕事の合間に行う場合は、最低でも2時間はブロックしておくことをおすすめします。

ただし、「合同火葬(お引取り)プラン」を選べば、玄関先で5〜10分程度お引き渡しするだけで終わります。お骨は返ってきませんが、読経のうえ他のペットたちと一緒に合同墓地に埋葬されるため、供養としては十分な形です。

【体重別】火葬(炉の中に入っている)時間の目安

火葬にかかる時間は、ペットの体重や体格によって大きく変わります。以下はあくまで「火葬炉の中に入っている時間」の目安です。

🐹 ハムスター・インコ・うさぎなどの小動物(〜2kg)

  • 火葬時間:約30分〜45分
  • 体が小さいため、時間は短めです。ただし、骨が非常に繊細で崩れやすいため、業者さんは慎重に温度管理を行います。うさぎは体重の割に脂肪が多いため、やや時間がかかる傾向があります。

🐱 猫・超小型犬(2〜5kg)

  • 種類:チワワ、トイプードル、ヨークシャーテリア、一般的な猫
  • 火葬時間:約45分〜60分

🐶 小型犬(5〜10kg)

  • 種類:パグ、ミニチュアダックスフンド、シーズー、パピヨン
  • 火葬時間:約60分〜75分

🐶 中型犬(10〜20kg)

  • 種類:柴犬、コーギー、フレンチブルドッグ、ビーグル
  • 火葬時間:約75分〜90分

🐶 大型犬(20〜40kg)

  • 種類:ゴールデン・レトリバー、ラブラドール、秋田犬、ボーダーコリー
  • 火葬時間:約90分〜120分

🐶 超大型犬(40kg〜)

  • 種類:グレートデーン、セントバーナード、バーニーズ・マウンテンドッグ
  • 火葬時間:約120分以上
  • 体重50kgを超えるセントバーナードなどは、訪問火葬車(小型炉)では対応できず、固定炉を持つ霊園への持ち込みが必要になる場合があります。

同じ体重でも時間が変わるケース

同じ体重でも、以下のようなケースでは火葬時間が変わります。

  • ぽっちゃり体型(脂肪が多い子):きれいに遺骨を残すために炉の温度を細かく調整する必要があり、通常より10〜30分ほど長引く傾向があります。
  • ガッチリとした筋肉質の子:脂肪が少ないため、比較的スムーズに火葬が進みます。
  • 老犬・老猫(骨密度が低い子):骨が脆くなっているため、低温でゆっくり火葬を行い、できるだけ多くのお骨を残そうとすることがあります。

火葬の待ち時間、飼い主さんは何をしている?

1時間以上になることもある待ち時間は、意外と「何をすればいいか分からない」と戸惑う方が多いです。

訪問(移動)火葬車の場合

自宅の駐車場や少し離れた空き地で火葬車が火葬を行います。ご家族はご自宅の部屋の中で休んで待機するのが一般的です。

「ずっと車の前で立ち尽くしていなければいけないの?」と心配されることが多いですが、煙やニオイが出ないように配慮された特殊な炉で、職人さんが付きっきりで温度管理をしてくれます。お部屋で温かいお茶を飲みながら、ご家族でペットとの思い出を語り合う時間に充てるのがおすすめです。

固定炉(霊園・斎場)の場合

斎場内にある専用の待合室・ロビーで待機します。お茶やコーヒーを出してくれたり、フリードリンクの機械が置いてあったりする施設も多いです。

中にはペットの思い出ノートのようなものが置いてあり、前の飼い主さんたちの書き込みを読んで思い出に浸る方もいらっしゃいます。

「急いでいるから」と業者を焦って選ぶのは危険

「時間がないから一番早く来てくれる、一番安いところ!」と焦って決めてしまうと、トラブルに巻き込まれる確率が跳ね上がります。特に注意すべきは以下のようなケースです。

  • 到着後に「この体重ではこの料金では足りない」と追加請求を迫る
  • 「骨をキレイに残す特別な薬品が必要」と言って高額オプションを持ちかける
  • 見積もりより大幅に高い金額を請求する

こうした悪徳業者トラブルの詳細は「移動火葬車のトラブル事例と避け方」で解説しています。

ペットのご遺体は、ドライアイスや保冷剤を使えば1〜2日(冬場なら3日以上)はきれいな状態を保てます。焦らず、落ち着いて「ペット火葬で後悔しないための完全ガイド」を参考に信頼できる業者を探してください。

よくある質問(FAQ)

Q. 夜に亡くなりました。翌朝まで安置して大丈夫ですか?

A. 大丈夫です。保冷剤やドライアイスをお腹の周りに当て、涼しい部屋に安置してあげれば、翌日まで問題なくきれいな状態を保てます。詳しい安置方法は「ペットが亡くなったら最初にやるべき5つのこと」をご参照ください。

Q. ハムスターのような小動物でも火葬は可能ですか?

A. 可能です。ハムスター、インコ、うさぎなどの小動物に対応している業者は多く存在します。ただし、すべての業者が小動物に対応しているわけではないため、電話予約時に「ハムスターですが火葬できますか?」と確認してください。

Q. 火葬中に煙やニオイは出ますか?

A. 現在のペット火葬炉は、排煙・排気装置が備わっているため、近隣に煙やニオイが漏れることはほぼありません。訪問火葬車でも同様で、住宅街で問題なく運用されています。

Q. 火葬時間が長くなると追加料金はかかりますか?

A. まともな業者であれば、体重による料金設定が事前に明示されており、火葬時間が多少延びても追加料金は発生しません。「到着後に追加料金がかかるケースはありますか?」と事前に確認しておくと安心です。

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大切なペットとの最後のお別れ。「時間」もとても大切ですが、ご家族全員が心から納得できるお別れができるのが一番です。この記事が参考になれば幸いです。